【節約】結婚後、定額のおこづかい制にしたけど、夫婦で話し合ってやめた話
こんばんは。ゆ~とっとです。
結婚後のお金について悩む方は多いと思います。結婚が決まってから、隠し口座やおこづかい制の話をした方は男性の方は多いと思います。
うちは結婚してからしばらく「定額のおこづかい制」でした。しかし、 しばらくして「これはよくないな」と夫婦で気づき、やめました。きっと結婚後の夫婦のお金に悩む人の参考になると思います。
「定額のおこづかい制」のときはこんな感じ
●夫婦のスペック
夫:正社員 浪費家 趣味:Amazonを見ること
妻:専業主婦 倹約家 趣味:通帳を見ること
子:0歳
●おこづかいの額
世間の相場や必要額を鑑みて、おこづかいの額は以下のように決まりました。
夫:3万円
妻:1万円
●定額エピソード1
たとえば、手取りー生活費=6万円残ったとします。おこづかいをひいても2万円余ります。
夫「2万余ったね!おいしいものでも食べに行こうか!」
妻「貯金にまわしとくね」
夫「・・・はい」
はい、貯金していました。(笑)
しかも生活費の中にも元々貯金する分(2万円)が入っていて、貯蓄性の保険(月1.5万円)にも入っていました。さらに財形貯蓄(月4万、ボーナス時10万)もやっていました。つまり平常時7.5万貯金されます。すごい。
妻は満足そう、しかし夫は不満・・・
妻は大好きな貯金ができてとても楽しそうでしたが、夫は少し不満でした。
夫「(せっかく働いて稼いできても、嫁の財布未来に吸い取られていく・・・)」
いいんですけどね。妻・子供の未来のためになりますから。
ほんといいんですけどね・・
・・・でもなんか息苦しいのはなんでだろうか(泣)
浪費家の夫は非常にストレスがたまっていました。
実は妻も不満をかかえていた!
しかし、妻は妻でストレスを抱えていました。
妻「(あたしは1万円で夫は3万円。不公平だけど専業主婦だし我慢しなきゃ。)」
●定額エピソード2
手取りー生活費=4万円のとき、おこづかいを割り振ったら残りません。
夫「今月はぴったりだね!(よかった!貯金する必要ない!)」
妻「・・・」
夫「どうかした?」
妻「おこづかい2万でいい?私の分なくていいから。2万は貯金したいの。」
夫「!?(そこまで貯金したいのか!?)」
はい。2万貯金しました。(泣)
お互いに不満なのでケンカが増える
いよいよこうなってくるとお互いにストレスがたまってきて、何回もケンカしました。具体的には以下のような不満がたまってきます。
夫の不満
- 残業が多くてしんどいのにおこづかいは変わらない!やる気なくなる!
- 貯金だけは増えていくけど。贅沢できない!つまらない!
- おこづかいも何か妻に悪くて気持ちよく使えない!悲しい!
妻の不満
- 夫の残業が多くて育児かなりしんどいのにおこづかい1万円かあ・・
- お弁当をつくって節約しても、おこづかいは変わらない!夫の方が多い!
そしてふたりとも気づきました。
夫婦「これはよくないね。やめよう。」
妻は貯金の額をなかなか減らしたがらない
これからどうしようか話し合いました。
しかし、とにかくなかなか貯金の額を減らしたがらない妻。
夫「うち貯金しすぎだよ。ありえないって。」
妻「うるさいハゲ」
夫「ハゲてねーし!」
夫は妻を説得するために、まず現在の全ての口座の貯金額と、毎月の貯金額をExcelにまとめました。
夫「うちは片方しか働いていないのに月に7.5万円も貯金している。これ以上増やす必要はない!」
妻「(ギク)」
さらにたたみかけます。
夫「残業が多い月は、働いている俺も、子供の面倒を一人で見ているお前もしんどい。それなのにおこづかいがお互いに定額じゃ頑張る気になれないからやめよう。」
妻「・・・」
夫「そして働いている俺だけ3万でお前が1万じゃ不公平だ。家事・育児は仕事よりも大変だと思うから、生活費引いて余ったお金は二人で均等に割ろう!」
妻「えっ・・いいの?」
さらにさらにたたみかけます。
夫「いつもお弁当を作ってくれてるから、食堂を使わない分手取りが増えてる。生活費を引いて余った分を均等に割れば、お弁当を頑張ったら頑張った分だけお前のおこづかいも増える。そうすれば、モチベーション上がるよね。」
妻「あなた・・」
夫「そうしよう。そして貯金ばっかりしていないでお金を使おう!若いときにお金を使って楽しもう!でも教育費とか老後資金は計画的に貯金していこう。」
妻「わかったわ」
納得していただけました。ふう~
そして新しいルールへ
というわけで、うちは手取りから一定の貯金額を引いて、さらに生活費を引いて、その余った分を均等に割って、それを夫婦のおこづかいとしています。
名づけて
「成果型夫婦平等変動おこづかい制(先取り貯金は別にちゃんとする)」
です。(長い)
計算式は
(手取りー先取り貯金ー生活費)÷2=夫婦それぞれのおこづかい
です。
どんなメリットがあるか?
メリットしかありません。
妻(倹約家)としてのメリット
- ちゃんと貯金ができる
- 夫と同じ額もらえる
- 節約をがんばるほど自分のおこづかいが増える
夫(浪費家)としてのメリット
- 仕事をがんばるほど自分のおこづかいが増える
- ちゃんと貯金をしているので、自分のおこづかいは堂々と使える
- 妻にも同額渡しているので、自分のおこづかいは堂々と使える
- 妻の機嫌がよくなる
こんな感じです。いまではお金のことでケンカはしなくなりました。
おこづかい制にしてケンカが増えたという方は、ぜひ相方にこの記事を見せてみてくださいね。
ここまで赤裸々に書いてしまって妻に怒られないか若干心配ですが、お役に立てれば幸いです。
ではでは読んでいただきありがとうございました!
ゆ~とっと