KAJIPAPA

子ども4人の6人家族です。日々の生活や休日のおでかけのことなど夫婦で書いてます。

FP(ファイナンシャルプランナー)による家計診断・ライフプラン相談を受けてきました。

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住んでいる自治体の取り組みで、無料でプロのFP(ファイナンシャルプランナー)の先生に相談できるということで、昨日受けてきました。

非常に得るものが多かったので、共有します。

子育て世帯のライフプランニングに少しでもお役に立てれば幸いです。

我が家のスペック

  • 4人家族(子は3歳と2歳)
  • 一馬力
  • 賃貸

1.家計診断

毎月の収支も年間通しての収支も赤字ではなく、貯蓄もできているということで「健全」という判定を受けました。
予算を決めて家計簿をつけてやりくりしている妻に感謝。

先生からのアドバイス

  • 子どもが大きくなると、食べる量が増えて食費は上がるから、現状維持くらいでがんばって!
  • 子どもが大きくなると、お風呂に一緒に入らなくなるので、水道光熱費も上がる。気をつけて!

健康のためにも、私が食べる量を減らそうかな・・・

2.教育資金

学資保険で一人当たり330万円あれば、国公立大学自宅生なら2~3年分まかなえるということで、問題なしでした。

先生からのアドバイス

  • 習い事でプール教室に通わせてもいいが、市民プールで一緒に練習する方法もある。
  • どこまで習い事にお金をかけるか、何をさせるか、夫婦でよく話し合ったほうがよい。
  • 幼稚園(月2万)よりも、小学校(月5千)の方がお金はかからない。中二からは塾(月1万)でかかる。

国公立でも足りない分は奨学金、私立大学や下宿の場合はガッツリ奨学金になるかなと思っています。

3.老後資金

35年も先のことなので判断が難しいため、考え方を知っておいてください。ということでした。

老後資金の考え方

  • 老後資金は65歳までに1人あたり3000万円必要。
  • 基本的な生活費は年金でまかなう。
  • 退職金はすべて老後資金にあてること。
  • 65歳~90歳までの25年間で使い切る想定。

老後資金3000万円/1人の内訳

  • 旅行など   :300万円
  • 家のリフォーム:500万円
  • 車の買い替え :200万円
  • 介護保険料、後期高齢者医療保険料、介護・医療自己負担分:1000万円
  • 年金が少なくなったときのリスクヘッジ:1000万円

どう貯めるか?

  • 退職金   :2000万円(くらい?)
  • 確定拠出年金:500万円(くらい?)
  • 個人年金保険:375万円
  • 子どもが大学卒業してから貯める:3000万円

50歳~65歳の15年間なので、1年間200万円くらいずつ!キツイ!

老後のために生きているわけではないから、老後資金のためだけに今頑張るのも意味ないですよとも言われました。そうだよな~

持ち家もほしいし、二馬力にしないとキツイかなあ・・・

4.車の維持費

車両保険はなくしましょう。という結果でした。北海道の冬を越したのでもう外します。

5.保険

年間保険料で年間賞与を使い果たしており、「要見直し」となりました。

先生からのアドバイス

  • 貯蓄型の保険によって家計が圧迫されているので、掛け捨てに切り替えましょう
  • がん治療で月額30万円もいらないのでは?がん診断一時金に寄せた方がいいですよ。働けなくなっても1年6ヶ月は給与の6割が保障される傷病手当金があるし。
  • がんに特化するよりも、死亡保障にまとめた方が無駄がないですよ。
  • 医療費が月10万円以上かかったら、それ以上は返金される高額療養費制度もある。がん保険医療保険もそこまでいらない。いるのは死亡保障。
  • 子ども一人当たり1000万円の死亡保障が必要。貯蓄型保険ばかりのため額が足りていない。掛け捨ての生命保険に一本入った方がいい。

ほけんの窓口やFPエージェント等で保険に入ってましたが、今後は契約前にFPの先生に意見を求めるようにしようと思いました。セカンドオピニオン大事。

6.FPの先生の相談料

今回は無料でかつ子どもの世話も自治体の方が見てくれました。
本当は、子ども預かりなしで1時間5400円みたいです。

タダより高いものはないという言葉の通り、今までの無料相談は客観的な意見をもらえずに判断を誤ることが多かった気がします。
一人信頼できるFPの先生を作っておいた方が、長期的に見て得であると思いました。

7.自治体の想い

自治体の方によると「もう一人子どもを産んで、定住してほしい」という想いがあっての企画だそうです。
これからも、このような企画をしてくれる自治体に住みたいなと思います。

8.相談を終えて

これから我が家では以下のようなことを進めていきます。

保険の見直し

  • 家計を圧迫している貯蓄型の保険を掛け捨てに切り替えて負担を減らす。
  • 掛け捨ての死亡保障を1000万円分追加する。

夫婦共働きしやすい自治体に引っ越す

  • 共働きしないと、家計がギリギリ。
  • 自治体の力を借りながら育児の負担を軽くしつつ、収入を二馬力に近づけていく。

年毎の貯蓄目標額を定める

  • 子どもが幼稚園、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人の時に、どのくらい年間貯蓄をするか明確に定める。
  • そのためにFPの先生と一緒にライフプランを作る。

自治体の広報を今後もよく見る

  • FacebookTwitterではキャッチできない。自治体からの広報はとっても重要。今後も要チェック。


ではでは、ゆ~とっとでした。